ミツロウラップ作り
飲み物の蓋にちょうど良いものはないかなぁと探していたところ見つけたのが…
『ミツロウラップ』
ずっと気になっていたアイテムのひとつです。
簡単に手作りも出来るらしく、これは良い機会!と言うことで今回はミツロウラップを作ってみました。
ミツロウは買い物予定だったショップにちょうどあったので一緒に購入。
オイルもあると密着性が上がると聞き、持っていた無印良品のホホバオイルも合せて使います。
布はコレクションしていたカットクロスから、綿100%の程よい厚さのものをいくつかピックアップしました。
特にお気に入りなのが水色のキッチン柄。以前巾着の裏地にも使った生地です。
折角なので予定していた15cmの他に、定番の25cmサイズも2枚作ってみます。
端はピンキングバサミでギザギザにほつれ防止。
基本は切った布とミツロウをクッキングシートで挟み、低温でじっくりアイロンがけ。
全体に染み込ませたら冷まして乾かすだけで完成です。
オーブンを使う方法もあるようですが、今回は初めてなのでミツロウの量の調整がしやすそうなアイロンで作ってみました。
オイルの有無でどれ位の差が出るのか気になったので試しに2種類。
左はミツロウのみ、右はミツロウに対して約20%のホホバオイルを加えてあります。
写真だと分かりづらいですが、やはりホホバオイルがある方が柔らかく密着しやすい!
個人的には多少の柔らかさがあるものが好みだったのでホホバオイルを5〜1%だけ加えて作ることにしました。
コツコツアイロンをしていき…
すべて完成!
ロウが染みることで生地が濡れた状態の様にワントーン暗くなるので、明るい派手柄の生地もほんのり落ち着きます。
物惜しみしすぎたのか、予定より25cmサイズを2枚も追加で作れてしまいました。
それでも少しだけミツロウが残ったので、これからの時期ならリップなどにしてみても重宝しそうです。
早速ちょっとした食べ物を包んでみたり。
これはバゲットサイズの小さめサンドウィッチ。
食パン二分の一枚サイズのサンドイッチならギリギリ包めるだろうか…。
キャベツや食パン用に大きめも欲しいところですが、ロウがはみ出さないようにアイロンがけするのは少し難儀しそうです。
因みに…
使った後のグラスはどうしてもロウの跡が残ってしまいますが、お湯と中性洗剤で落ちたので問題なさそうです^^
作ったラップの収納は巻いたりしても良いそうですが、リネンでざっくりと袋を作ってみました。
自分用なのでそのままでもほつれない耳は最大限利用!
ここに仕舞っておけば他のものにロウが付くのを防げ、リネンに抗菌性もあるので安心。
エコなラップ、リップなどスキンケア用品、木材のワックスや、勿論キャンドルにもなるミツロウ…
ミツロウという多用途な素材の一部を味わえた手作りでした!