スノードーム作り
ぐっと冷え込み遂に12月。
クリスマスも差し迫るこんな時期にいつも何となく思い出してしまうのがスノドーム…。
という訳で今回は、気にはなるものの中々手にする機会が無かったスノードームを作ってみようと思います。
いつかスノードームにしたいと元々持っていたまん丸なガラスビンは数年前に100円ショップで購入した物でしたが、同じ商品がまだ販売されていたので追加で購入してきました。
確認したところ水漏れもなさそうなので一安心。
そしてホワイト系のグリッターや、飾りに使えるかとケーキ用のピックも面白そうなので買ってみました。
ここで予めお伝えしておきたいのがこちらのケーキ用ピック、水分に触れると色落ちしてしまう事に後半気が付きます。
水分を入れるスノードームには向きませんのご注意ください。
先ずはメインになる中の飾りを準備です。
ツリーは華やかさをアップしたかったので付属の柊は外し、残った糊が目立たないよう意識しつつ自宅にあったビーズをグルーガンで接着しました。
カラフルでいい感じです!
次に今回どうしてもやってみたかった飾りを用意します。
取り出したるは…
小さい小さいグミ風お座りスタイルくま型!
自作した原型をブルーミックスというシリコン型で型取りして作った物です。
写真では三つありますが、左二つは取ってあるものの失敗作なので右端の型だけ使います。
久しぶりのレジンです。
液も型も不透明なので少しずつこまめに硬化していきます。
小さ過ぎてピントが合っていませんが想像以上の出来栄え!
この調子で茶くまも作ります。
ガンプラの墨入れの要領で青色のレジン液を使い、顔のパーツをクッキリさせました。
バリ取りもしておきます。
折角なのでクリスマスっぽく一工夫。
簡単にですが即席サンタ帽。
予備や試作も合わせてずらり。
問題がないか一旦実験…
と、このタイミングで冒頭でお伝えしていたツリーの色落ちに気が付きました。
茶くまが青白く見える程の水の色の変わり様。
何度か濯いでも難しそうなので、このツリーは無水のドームで作ってみようと思います。
しかしキラキラ舞うスノードームも勿論作りたいので、そちらには初期案で検討していたビーズ製のツリーを使うことにしました。
昔購入したキットのツリーのチャームですが、暫く使った後ずっと仕舞ってあったので思い切ってバラします。
Tピンを逆向きに刺し直し、念の為潰し玉で固定しました。
パーツがきちんと見える様に高さ出しを用意します。
ちょうど緑のスポンジがあったので、これを瓶の口径に合わせてカットして使います。
そうして用意できた物がこちら。
予備のくまもあったので、今回はこの2セットでそれぞれ水有・無のスノードームを組み立てていきます。
ツリーのパーツはどちらも下方がピック状になるように処理してあるので、目打ちで穴を開けたスポンジに差し込み、グルーガンで固定します。
ビーズのツリーは軸が柔らかいTピンだったので抜け防止にUターンさせておきました。
パーツを全て接着したスポンジを、これまたグルーガンで蓋に接着します。
これをビンに戻せば無水スノードームがお先に完成!
水有用には水と洗濯のりを7:3で混ぜた液を作り、ラメやグリッターをどんどん入れます
水有もこれで完成かと思いきや、蓋をしてひっくり返すと…
スポンジの高さを見誤りました…!
水漏れが不安な場合はグルーガンで蓋にパッキンの様にしてから閉めると良いのですが、この様に後から開ける必要が出来た時に相当大変な目に遭うのでお気をつけください…。
温めたり捻ったりと何とか蓋を開けてスポンジを付け変えてきました。
おお〜!イメージしていた形になりました!
入れ過ぎだったかキラキラ具合が凄まじい。
高さの問題で外していたツリーのプレートと余っていたリボンでほんのり飾り付け。
今度こそオリジナルスノードームの完成です!
キラキラがゆったり舞い落ちるのを見ていると、この時だけは師走から目を逸らし、冬特有のゆったりとした空気を味わえそうです。
無水の方は中のくまがスマートに見えてちょっと面白いですが、細かいツリーも相まってキラキラが無くても充分な可愛さ!
水漏れの心配ゼロで飾れるのも嬉しいところです。
これを眺めながらキャンドルを灯し、クリスマスケーキをいただきたい…
なんて事を考えながら、翌日改めて写真に収めようと振っていると…
…誰もいない…
角度を変えてみるとゆったりと現れました。
振った勢いでグルーガンでの接着が外れてしまった様です。
前日に続き固く密閉された蓋との格闘の末何とか開き、くまたちの貼り直しと水分の入れ直しを行いました。
次同じ事が起きた時、流石にもう開けられる自信がありません…。
水漏れも問題なさそうだったので、暫く蓋は接着せずに様子を見る事にします。
水分を入れ直す際、今度は予めスポンジ部分にも水分を含ませておく事で入ってしまう空気の量をなるべく抑えてみました。
空気が少ない無い分水流が穏やかになり、くまたちの逃亡も暫くは大丈夫そうです。
オリジナルスノードーム作り、機会がありましたら是非挑戦してみてください。
無水のものなら中に入れる物の耐水や水漏れの心配もいらないので気軽に楽しめますよ!