なんちゃって洋書作り
今回は、撮影ディスプレイに使う為の『なんちゃって洋書』作りのお話です。
市販の洋書の購入も考えたのですが、イメージに近いものが見当たらなかったので思い切って作ってみる事に。
ブックカバーも何種類かデザインし、色々な撮影シーンに対応できるようにしたいと思います。
本体は無地でシンプルに。
本体はヨンネさんの『はじめて手でつくる本』という本を参考に作ります。
詳しい制作工程は載せられませんが、宜しければご覧下さい^^
自分用なので、持ち合わせが無い道具や材料は近いもので代替してしまいます。
本文は撮影背景として写っても問題ないように、著作権フリーになっている物語を引用してWordで作りました。
因みに、実際に英文が印刷されているページは中心の数ページ分のみです。
以前にも同じ方法で、ハロウィン用に魔導書風のハードカバーを作った事があるので今回は2度目。
上手くなっていると良いのですが…そうもいきません。
使ったコピー用紙がハイホワイトというかなり明るい白色だったので、ほんのりアンティーク調にする為に紅茶染めをしました。
ですが…
先に綴じてから染めたところ、紙が波打ったまま戻らなくなるという事態に。
本を濡らしてしまった時になるあの現象と全く同じです。
紅茶染めをしてから綴じる方法でやり直します。
失敗した分も雰囲気が気に入っているので、2度目の紅茶染めを施してより古めかしく汚れた感じにしてみました。
これも今後何かに応用したいと思います。
そんな失敗や複数回にわたる綴じ直し貼り直しを乗り越えれば
本体の完成です!
かさ増し白紙ページと
中心だけの英文ページ
これに、前回のブログの最後にチラッと登場したブックカバーを取り付けます。
それっぽいものを何パターンか描いていたのですが、緑と赤は間に合わず…今回は黒のみです。
A5サイズの本を包めるように、ネットプリントでB4サイズで印刷してきました。
ここで再び問題発生です。
明らかにサイズがおかしい…!なんだか小さい!
作ったデータサイズや使ったテンプレートが余白などでうまくいかなかったよう。
他色の制作と併せてサイズ修正も追々していくとします…。
何故か文庫本サイズには丁度良さそうだったので、試しに取り付けてみました。
いい感じにはまりました!これはこれで使えそう!
早速、実際に色々とディスプレイしてみます。
ハロウィン時期に作ったオニキスのロングネックレスを掛けてみたり
自作したなんちゃってドラゴンブレスを並べてみたり
冒頭にも載せましたが、以前のミモザで作ったリースを添えてみたり
洋書があるだけでかなり雰囲気が出ます。
重ねて置くだけでも味が出あるのでいくらでも作りたいところですが、それはまたいつか。
【おまけ】
今回の制作でのMVPアイテムは、インクジェットプリンター用の印刷できる和紙でした。
ツルツルの面とザラザラの面があり、習字紙より厚さがあって濡れても破れにくく、本体を作る時に色々な所で活躍してくれました!