ドールヘッドの顔作り
ブログを始めてあっと言う間に2ヶ月以上経ちましたが、早々に記事にするネタが無くなってきてしまいました…。
定期的に続けられる様、暫く2週間に1回のペースで書いてみようかと思います。
話は変わりまして、前回の記事で少しご紹介したミニチュア用のモデルになっていただく予定のオビツ製作所のオビツ11さん。
今回はこの子用のヘッドを作りました。
何となく恥ずかしいので、お顔がはっきり分かる写真を載せるつもりは無かったのですが、如何せんブログに書く事がなくなってしまったので思い切って作業工程の一部をネタにします。
⚠︎ これより下はドール作業工程のため首だけのドールの写真が複数登場します。ご注意下さい。
当初は一人の予定でしたが、予備用だったパーツも使ってロングヘアーとボブヘアーの二人を作る事にしました。
使用するパーツは其々下記の通りです。
・ボブヘアーの子
オビツ11-01ヘッド＋DOLLCEウィッグ＋身長調整キット＋オビツ11ボディ
・ロングヘアーの子
今回の記事ではロングヘアーの子の顔を作っていきます。
色々な先人様のブログやツイートを参考に、先ずはお顔のペイントから。
手書きなんて平面ですら左右対称に書けないのをカーブのある所になんて絶対に自分では出来ない！
という事で、デジタルで描いたイラストから自作デカールを使う方法で進めます。
ドールの正面を撮った写真を読込み、それに顔を書き込む様にデータを作っていきます。
この子はイメージしたキャラクターがいたのでそれっぽく、瞳はアイヘッドドールへの憧れでほんのりリアルなるように描いてみました。（瞳孔が明るいので改めて見るとそうでも無いですね…。）
そしてフェイクスイーツ用に買ってあった転写シールがあったので、今回はこちらに印刷をしました。
A-oneの転写シール 透明タイプです。
ネットで調べたところ『デカール＝水転写シール』という解釈で良いようですが、今回使った転写シールはインク面に耐水性がありません。
恐らくインクジェットプリンター用の為なのですが、印刷済みの市販のデカールと違って耐水性がない分、シールごと水につけて貼り付ける方法が出来ないので注意が必要です。
貼り付ける時はインクに水が付かないように綿棒などで少しづつ湿らせます。
また印面を見ながら貼る事が出来ないので、予め光に透かして鉛筆などで台紙裏に軽くパーツをなぞっておくのがおすすめです。
これだけで大分位置決めがしやすくなります。
失敗した際は無理に擦らず、水気を取ってからセロテープを押さえ付けて剥がすのが一番きれいに剥がせました。
転写シールを無事終えたら、ツヤ消しのプレミアムトップコートでコーティング。
その後リキテックスのアクリル絵の具 チタニウム ホワイトで白目部分を塗ります。
筆を湿らせテッシュなどで少し水気を吸う。
↓
筆先に絵の具をほんの少し付け、そのまま筆先だけを一瞬水につける。
この流れで塗るのが私は1番凹凸なく自然に塗れました。
絵の具が乾いたら再度ツヤ消しコーティング。
そしてパステルで顔の陰影やチークなどを塗った後、最後にもう一度ツヤ消しコーティングすれば完成です。
パステルの際に綿棒で擦りすぎてデカールを剥がしてしまったので、途中で顔を貼り直しています。
失敗用にと多目に作ったデカールも使い切ってしまいました…。
まとめていた髪を下ろし、体に取り付けるとこの様な具合に
中々クールビューティーな美人さんに仕上がったのではないでしょうか！個人的には大満足です！
後は髪がまとまる様にカットやお湯パーマをすればドールの完成です。
今回写真はありませんが、同じ方法でボブヘアーの子も完成し、ミニチュア撮影を今か今かと待ち構えております。
ですがやはりアイホールヘッドへの憧れもあるので、いつかその加工も挑戦してみたいですね…。
その際はまたブログに書き起こそうと思いますので宜しければご覧ください。
今回の作成で主に参考にさせていただいたのがこちらの２つです。
・サトウさんのツイッターのモーメント『カスタムと小ネタのまとめ』
https://twitter.com/i/moments/807522753586704385
・ブログのような竹林2号機『連合の角アクリルキーホルダーとカスタムドールの作り方』
http://himaruya.blog61.fc2.com/blog-entry-1765.html
どちらも分かりやすく写真やイラスト付きでまとめられているので大変参考になりました！
※リンクに関しまして何か問題がございましたら、直ぐに削除致しますのでご連絡ください。
