小豆のアイピロー作り
時節柄、集中して画面を見る時間が多くなりました。
最初こそ頭痛や肩こりに悩まされましたが、それも今ではほとんど気にならず。
人は慣れる生き物だなぁと思いながらも目や首の疲れだけは相変わらずです。
そんな顔周りを少しでも癒せたら、と今回は少し前から気になっていた小豆を使ったアイピローを作ってみます。
洗ったり使い回したりをしやすいカバー形式にしたかったので、中袋用に綿生地、カバー用にリネン生地の端切れをそれぞれ用意しました。
目元以外にも使う予定なので型紙はシンプル長方形の自分が使いたいサイズで、今回は7×16cmに。
忘れてはならない乾燥小豆と、ワンポイントになるかもしれないと綿のリボンも準備OKです。
せっかくなので即席で消しゴムくまはんこを拵えます。
少々粗いですが即席の割にはなかなかいい感じのリラックスくまになりました。
…ちょっと危険な字面の「リラックスくま」…。
綿の生地で簡単に袋を作ります。
小豆の寄りを防ぐ為、裏返してから中心に3cmだけ縫い目を入れてみました。
乾燥小豆をバランスを見ながらざらざら入れ…
…こぼしました。
なんとか口を縫い付けてしまえば中の小豆袋の出来上がり。
お次はカバー作りです。
大きさを決めたら大体中心になる部分に先程拵えたハンコを、布に使える『VersaCraft』のインクでペタ。
素材のお陰で少しのハンコの粗はカバーできました。
ドライヤーで乾かし、アイロンでしっかり定着させます。
形は縦長のテッシュケースを作るイメージで中表に合わせ、リボンもこのタイミングで一緒に縫っていきます。
このリネン生地はとにかくほつれやすいのでしっかりとロックミシンをかけてから縫い合わせました。
裏返したら
カバーも完成。
小豆袋を詰めていきましょう。
ほぼ同サイズで作ったのでちょっとギチギチ。
小豆を少しずつ移動させながら丁寧に押し込み…
入ってしまえばズレなくぴったり!
小豆のアイピローの完成です!
昔からお手玉やビーズ入りの人形も好きなので、布越しの小豆のジャラジャラ感が既にこれだけで握っていたくなる手触り…!
ともあれ早速電子レンジで温めてみます。
1分程チンしましたが、そこそこ熱くなってしまったので少し冷ましてから使いました。
小豆の香りとしっとり蒸気が何だか良い…
目には勿論、首の後ろに当てるとじんわり暖かくてなんとも良い心地…
変な体制でシャッターを切っていたからか凝った首周りに良く沁みる…
そしてやはり蒸しタオルと違って温めてから20分経ってもまだじんわり暖かいのが、小豆パワーのすごいところ。
これで目を休めつつ、あの「あれ」のリリースの為の最終確認をしようと思います…!