撮影用小物の箱作り
家でひっそり楽しむ1人ハロウィン。
食欲の秋とばかりに秋の味覚を楽しんでいる間にハロウィンも終わり、2020年も残り2ヶ月を切りました。
そんな間にも、9月9日の記事『イラスト描き - かくくま雑貨の図画工作記録』で少しだけ載せていたイラストが完成いたしました。
実はこのイラストは…
こんな具合のアクリルスマホスタンド用に描いて描いていたもの!
今回は来たるスマホスタンド撮影に備え、背景小物として使う為の簡単な箱を作ります。
折角なので、茶くまの持っているこちらのポップコーンとお揃いの箱にしてみます。
改めてデザインをざっくり書き出しました。
可愛いだけじゃない、そんなピエロをイメージしたポップコーンのパッケージ風。
大まかな箱の設計図を描いたので試しに印刷してみます。
上のままだと底面の緑の部分が左右逆というぽかを犯していたので修正しつつ実際に組み立ててみました。
大きさや形はイメージ通り!
改善点と完成イメージが固まったので改めて手直しとデザインを描き込みます。
にっこりピエロ。
印刷してみると画面上より随分優しい色味になりました。レーザープリンターならもう少しイメージに近づけそうですが、今回はこのまま続行です。
切り抜いたら糊代を貼って折って組み立てて、
完成!
ハロウィンのお菓子の残りがあったので入れてみました。
お菓子に釣られるくま。
最終的には厚紙で作るつもりでしたが、軽い物を入れておくだけなら普通紙だけでも意外と大丈夫そう。
実際はクッキングシートなどを中に入れて、イラストと同じようにポップコーンを入れるつもりなので楽しみです。
スマホスタンドもサンプルが届くのが待ち遠しい!
ローズマリー軟膏作り
ここ最近ぐっと寒くなり、慌てて冬支度を始めました。
早速湯たんぽも出陣。
ホット用のペットボトルを100均のもこもこタオルで作った巾着に入れただけの簡易湯たんぽですが、これがあるだけで大分入眠しやすくなります。
そんなこんなで簡易湯たんぽはここ2、3年ずっと冬場のお供です。
乾燥も気になり始める時期なので、今回は肌に良いと噂の『ローズマリー軟膏』というものを作ってみようと思います。
庭でもりもり育っていたローズマリーで9月に仕込んだローズマリーチンキ。
アルコールにローズマリーを漬け込んだものです。
よく目にするのはもっと鮮やかな濃いグリーンですが、これはドライハーブをウォッカで漬けたので1ヶ月経ってもこの色味。
ワセリンは元々冬場のお風呂上りなどに使っていたので、プラス効果が付くならやらない手はありません。
今回はチンキとワセリン、1:2で作ります。
作る工程は単純ですが意外と大変。
チンキとワセリンを湯煎でじわじわ、15分程アルコールを飛ばすように混ぜ続けます。
寒い時期なので温まりながらゆっくり出来ましたが、夏場だったら地獄だったに違いない。
余計な泡立ちもなくなりいい感じかと思いきや謎の分離が生まれていました。
上の部分はワセリン。下の少し濃い色の部分は恐らくワセリンに混ざりきれないまま煮詰まったチンキ?
その後さらに30分ほど湯煎し続けたのですが変わらず。
上のワセリンはきちんとローズマリーの色が付き良い香りもしているのでこれで良しとしましょう。
分離部分が混ざらないよう上部だけを用意していた遮光クリームケースに。
冷めて固まれば完成です!
なかなか市販品のような綺麗な出来^^
そして分けておいた分離部分は案の定固まらずでした。
チンキ自体を揮発性の高い無水エタノールではなくウォッカで作ったのが原因のような気がしますが、飲める楽しみがあることには変えられません!
早速寝る前にうっすら使ってみましたが、そのままのワセリンより翌朝なんだか調子が良い…。
ローズマリーがすごいのか自分の肌に合っているのか、顔は勿論体のあちこちに使えるのでヘビーユーズしそうな予感がします。
残りのチンキも色々な使い方を試してみたいですね〜!
夏のくま撮り記録
10月が始まりすっかり肌寒くなりました。
商品棚もすっかりハロウィンカラーだなあなんて思った時、ふと気付いたのが、夏の間に撮ったくま写真をどこにも上げていない…!
遠出の外出はできていないのでほんの少しですが、ちょこっとだけ夏気分を振り返り。
ひまわりで遊ぶくま。
陰でダラダラ
親戚に貰ったスイカも。
縁側で、これまたダラダラ過ごす夏…
スイカの写真は夏の間から今まで個人的にタブレットの待受にしてしていました^^
来年の夏の目標は、今年やり損ねてしまったプールや海などの水辺での写真撮影!
来年こそ波打ち際のマーベアを…。
因みにこちらはTwitterのアイコンやヘッダー用に梅雨時期に撮影したマスクくまと紫陽花リースの写真。
アイコン類は秋仕様にする為に新しいイラストを製作中です。
完成したイラストはまたネットプリントに登録してみようかと画策しておりますので、もし見かけましたら宜しければ!
ミツロウラップ作り
飲み物の蓋にちょうど良いものはないかなぁと探していたところ見つけたのが…
『ミツロウラップ』
ずっと気になっていたアイテムのひとつです。
簡単に手作りも出来るらしく、これは良い機会!と言うことで今回はミツロウラップを作ってみました。
ミツロウは買い物予定だったショップにちょうどあったので一緒に購入。
オイルもあると密着性が上がると聞き、持っていた無印良品のホホバオイルも合せて使います。
布はコレクションしていたカットクロスから、綿100%の程よい厚さのものをいくつかピックアップしました。
特にお気に入りなのが水色のキッチン柄。以前巾着の裏地にも使った生地です。
折角なので予定していた15cmの他に、定番の25cmサイズも2枚作ってみます。
端はピンキングバサミでギザギザにほつれ防止。
基本は切った布とミツロウをクッキングシートで挟み、低温でじっくりアイロンがけ。
全体に染み込ませたら冷まして乾かすだけで完成です。
オーブンを使う方法もあるようですが、今回は初めてなのでミツロウの量の調整がしやすそうなアイロンで作ってみました。
オイルの有無でどれ位の差が出るのか気になったので試しに2種類。
左はミツロウのみ、右はミツロウに対して約20%のホホバオイルを加えてあります。
写真だと分かりづらいですが、やはりホホバオイルがある方が柔らかく密着しやすい!
個人的には多少の柔らかさがあるものが好みだったのでホホバオイルを5〜1%だけ加えて作ることにしました。
コツコツアイロンをしていき…
すべて完成!
ロウが染みることで生地が濡れた状態の様にワントーン暗くなるので、明るい派手柄の生地もほんのり落ち着きます。
物惜しみしすぎたのか、予定より25cmサイズを2枚も追加で作れてしまいました。
それでも少しだけミツロウが残ったので、これからの時期ならリップなどにしてみても重宝しそうです。
早速ちょっとした食べ物を包んでみたり。
これはバゲットサイズの小さめサンドウィッチ。
食パン二分の一枚サイズのサンドイッチならギリギリ包めるだろうか…。
キャベツや食パン用に大きめも欲しいところですが、ロウがはみ出さないようにアイロンがけするのは少し難儀しそうです。
因みに…
使った後のグラスはどうしてもロウの跡が残ってしまいますが、お湯と中性洗剤で落ちたので問題なさそうです^^
作ったラップの収納は巻いたりしても良いそうですが、リネンでざっくりと袋を作ってみました。
自分用なのでそのままでもほつれない耳は最大限利用!
ここに仕舞っておけば他のものにロウが付くのを防げ、リネンに抗菌性もあるので安心。
エコなラップ、リップなどスキンケア用品、木材のワックスや、勿論キャンドルにもなるミツロウ…
ミツロウという多用途な素材の一部を味わえた手作りでした!
イラスト描き
先日やっとツクツクボウシの声が聞こえました。
気候のせいかちょっと遅め。
いつもは夏の終わりの象徴の様で寂しさを感じますが、今回ばかりはやっと聞こえて何となく安心です。
最近はあることに使う為に絵を描いています。
完成までは漕ぎ着けていませんが、途中経過を少しだけ
先ずはイメージをふわっと描き出します。
簡単に取り込んで、今回は予めテンプレートがあるのでそれに合わせて配置を変えます。
思っていたより大分縦長のテンプレートだったのでずらしずらし…
これを元にざっくり線画を描き、印刷したものが右側。
着色時に迷走しない様に、この時に何となく色のイメージも決めておきます。
可愛すぎない様にちょっとレトロっぽく。
着色はアナログでしたかったので線画を用紙にトレースしました。
線は色鉛筆をメインに、気になる細かい部分にはカラーシャープペンシルで少し描き込んだり。
塗ります!
透明水彩と色鉛筆をメインに、はっきり出したい部分はカラーインクと、今回はまだ使っていませんがアクリル絵の具などを使って塗っていきます。
ドリンク!『Koutei COLA』に『Osama SODA』と『hige orange』
白くま!チョコバニラバケツアイスむしゃむしゃ
今回はここまで!
まだまだ描き込んでいきます。
実は数年前から作ってみたかったものなので今からドキドキです…。
時計リメイク
8月最後の水曜日。
前回のブログからあっという間に8月が駆け抜け、前まで騒がしかったセミの声も殆ど聞こえなくなってしまいました。
早々に夏特有の物悲しさを感じています。これからツクツクボウシも鳴き始めるのかと思うともう…。
けれど気温はしっかりと夏のまま。まだまだ油断はできません!引き続き扇風機やスポーツドリンクなど総動員で熱中症対策を続けましょう!
今回は小学生時代からお世話になっていた時計のリメイクをしました。
元は当時小学校の入学祝いにと祖父母に買って貰ったキャラクター物の時計。
「おはよう、あさだよ!」と喋るボイス付きの目覚まし時計です。
目覚まし機能は小学生以降使わなくなりましたが、かなりしっかりとした作りでずっとズレなく時間を知らせ続けてくれています。
ですがかなりの存在感。
高さ30cm、奥行きも15cm程という結構な大きさの据え置きタイプです。
大人になってから新しい時計を、出来れば壁掛け時計をと色々と探し続けていたのですが、いつもこの子がまだ使えるから〜と決めかねておりました。
そんなこんなで使い続けてウン十年…。
誰かにお譲りするには黄変や塗装ハゲなど劣化もし過ぎている…
勿体ない気持も捨てきれませんが、大きな据え置き時計から、スリムな壁掛け時計にリメイクを…!
リメイクと言って良いやら、バラしたら思い切って必要な部品のみを拝借します。
途中でこねすぎて配線が千切れるハプニングが起きましたが、ハンダゴテで事なきを得ました。
古い雑誌で見た近未来感とヴィンテージ感が融合した様な時計をイメージしたりしなかったりしつつ、文字盤はヴィンテージ風に。
これをプリンターで印刷し、本体となる木箱の内径に合わせてカットしたベニヤ板に貼った物を文字盤として使います。
真ん中に穴を開けて時計パーツを取り付けるのも忘れずに。
因みに木箱はいつかキャンドゥで購入してあった窓付の木箱です。
箱の内側三角に支えになる角棒を貼り付けて、ここに作った文字盤をピタッとはめ込みます。
色は散々悩み、白→水色を得てピンクに行き着きました。
ワンポイント足す為に丸くくり抜いた茶色の板を合わせてみたら良い感じ。
下にはセリア木箱を使って、間違った近未来イメージで付けた格子と振り子も合わせました。
最初から薄々感じていましたが、近未来感はゼロの代物の完成です!
箱の開け閉めや金具を考慮し、上下とも全開にすると少し不思議な感じ。
振り子の部分はこれと言ったパーツが見つからなかったので、空き瓶の蓋にゴールドのマスキングテープを繋いで仮留めしておきました。
蓋を閉じておけばきっと誰にもバレません。
ビラカンも付けたので、これで高い壁に掛ければ部屋のどこからでも時間が確認できるようになります!大満足!
捲った所には隠しくま。